LONGMORN ロングモーン -- Speyside --

  1. Whisky Galore 16y 52.7%

  2. The Modern Masters 1976 52.0%

  3. Mackillop's Choice 1988 58.1%

  4. Bloomsbury 26y 54.8%

  5. Duncan Taylor Peerless 28y 58.1%

  6. SMWS 7.28 36y 52.1%

  7. Kingsbury Longmorn-Glenlivet 31y 59%

  8. SMWS 7.25 35y 51.7%

  9. SMWS 7.24 25y 56.8%

  10. B.B.R 1971 Speyside 43.0%

  11. HART BROTHERS Finest Collection Aged 32 years 49.8%

  12. MOON IMPORT 1973 59.1%

  13. SMWS 7.21 33y 60.3%

  14. G&M LONGMORN 1969 62.0%

    Tasting Note Top Page

LONGMORN
Whisky Galore Aged 16 Years
Age
Alc.
Bottler
16y
52.7%
Duncan Taylor
Distilled
Bottled
Memo
1987
2003
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.2.26

(香り) トップノートでは軽くピートを感じる、ピートはヨード系のものではない。その後高貴な香りがほのかに香る。 やや麦芽風味があるが、モルティと呼ぶほどではない。ドライではあるが酸味を感じ心地よい。 トーストしたパンの香り。ややヌカくさい印象もある。しばらくするとキャラメル香を感じることが出来る。

(味) 単調な味わいでブレンデッドではないかと感じる、ドライ。若さを感じる。砂糖水の風味。

(コニサーズクラブ 06年2月のテイスティングノートより)

 


LONGMORN
The Modern Masters
Age
Alc.
Bottler
28y
52.0%
The Dalriada Whisky
Distilled
Bottled
Memo
1976
-
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.2.26

(香り) トップノートでは軽くピートを感じる、ピートはヨード系のものではない。その後高貴な香りがほのかに香る。 やや麦芽風味があるが、モルティと呼ぶほどではない。ドライではあるが酸味を感じ心地よい。 トーストしたパンの香り。ややヌカくさい印象もある。しばらくするとキャラメル香を感じることが出来る。

(味) 口に含めばすぐに熟成を感じ取ることが出来る。ここでも酸味が名脇役だ。フルーツの数も多く、梨、ブドウが何種類も感じられる。

(コニサーズクラブ 06年2月のテイスティングノートより)

 

LONGMORN
Single Cask
Age
Alc.
Bottler
15y
58.1%
Mackillop's Choice
Distilled
Bottled
Memo
1988
2003
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.2.26

(香り) まずヌカをかんじてしまう、相反するがフレッシュさも強く感じられ、暗いイメージではない。 酸味も良く効いておりエレガントさも感じられる。

(味) ブドウ系のフルーツが深々と感じられる。若さゆえにアルコール感も強くハードでドライ。 しばらくすれば心地よい甘さが感じられるようになる。

(コニサーズクラブ 06年2月のテイスティングノートより)

 

LONGMORN
Aged 26 Years
Age
Alc.
Bottler
26y
54.8%
Bloomsbury
Distilled
Bottled
Memo
1974
2000
Sherry
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.2.26

(香り) エステリーな熟成香がすばらしい。酸味や深い麦芽香できわめてビッグボディ。ややヌカくささはあるが熟成香に消されている。 しばらくすれば甘い香りに包まれ、質の良いリフィルシェリー樽熟成と感じる。バニラの香りもありバーボン樽の個性もある。

(味) すばらしくフルーティー、酸味もほどよい。まったりとしたブドウの個性が強い。ビッグボディでエステリーな熟成感がすばらしい。 しだいにウッディーなあじわいに変わってくる、重厚で秀逸なモルトである。

(コニサーズクラブ 06年2月のテイスティングノートより)

 

LONGMORN
Rare Auld Cask Strength (Peerless)
Age
Alc.
Bottler
28y
58.1%
Duncan Taylor
Distilled
Bottled
Memo
1978
2003
115/183
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.2.26

(香り) 第一印象はエステリー。酸味と麦芽風味がほどよくバランス。香りが立つまでに時間がかかるがしだいに木の香りに包まれる。

(味) フルーティーさが強く、香りに較べると熟成不足を感じてしまう。フルーツはブドウ系である。 アルコールを感じてしまうところが熟成不足と思う要因かもしれない。

(コニサーズクラブ 06年2月のテイスティングノートより)

 

LONGMORN
7.28
Age
Alc.
Bottler
36y
52.1%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1968.12
2005.5
Out-turn 467(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2005.9.25
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香) 深い立ち香、やや醤油の香り。エステリーな熟成香がすばらしい。さらに甘い香りに満たされる。その後、バニラが強く出てくる。

(味) ややこげたところはあるが、熟成感と酸味で非常にうまいと感じる。その後すばらしくウッディーとなる。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

LONGMORN
LONGMORN-GLENLIVET Aged 31 Years
Age
Alc.
Bottler
31y
59%
Kingsbury
Distilled
Bottled
Memo
1964
 1996
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.10.8
山崎白秋宅
T.T氏

(香り) エステリーで甘い香り。リフィルシェリー熟成と思われる上品なシェリー香。 熟成も十分に感じられ、すばらしくウッディーである。

(味) シャープなフルーツ。軽くピートを感じ、味を引き締めている。非常に上質な木の含み香。にがみと酸味を感じ、のみごたえ十分である。


LONGMORN
7.25
Age
Alc.
Bottler
35y
51.7%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1968.12
2004.6
Out-turn 421(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2004.12.12
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)深々とした木の香り、最高の熟成を経たモルト。それでいて上品。かるくピート香を感じる。しばらくすればバニラ香を感じるようになる。

(味)フルーティーかつウッディー。きわめてビッグボディ。苦みと酸味のバランスがすばらしい。

(04.12.12 SMWS試飲会のテイスティングノートより)


(香)乾燥イチジクのトップノート。シェリー熟成の典型だが色(濃いマホガニーカラー)から想像するくどさはない。

(味)味もあっさり系。甘みはあるものの上品で焦がした苦味は出てくるが色から想像したくどさは感じられない。

(04.10.3 SMWS試飲会のテイスティングノート by惹樽より)

LONGMORN
7.24
Age
Alc.
Bottler
25y
56.8%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1978.5
2004.2
Out-turn 144(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2004.7.4
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)上品な熟成香、熟成はリフィルシェリーであろうか、すばらしい木の香り。ほのかにバニラ香もかおる。ロングモーンの長熟ものの期待を裏切らないすばらしい香りである。

(味)うれたフルーツ感じる。すばらしくウッディー。ほどよく酸味がきいて口に運ぶピッチがあがる。ことばでは表現できないが、ロングモーン独特のあじわいである。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


LONGMORN
Berrys' Own Sellection 1971 SPEYSIDE LONGMORN Glenlivet Distillery
Age
Alc.
Bottler
43.0%
Berry Bros. & Rudd
Distilled
Bottled
Memo
1971
1999
Drawn from Cask No.4605
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.3.30
Stand Bar
惹樽

(香り) まずトップノートは上品なフルーティーさがきわだっている。ボディはライトであり、BBRのボトリング一般にかんじられる、 上品かつライトのイメージをうらぎらない。その後奥に軽いピート香があるが、かすかなものである。軽くシェリー香も感じられ、 リフィルシェリー樽で1〜2年フィニッシュしたような印象である。

(味) 味には特に特徴はないが、華やか、かつフルーティーでスペイサイドモルトの味である。

(コニサーズクラブ 03年3月のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)
上品で優しい味わいの中にもボディのしっかりしたロングモーンらしさを備えたGoodモルト。

 

LONGMORN
Finest Collection Distilled 1968 at LONGMORN Distillery
Age
Alc.
Bottler
32y
49.8%
HART BROTHERS
Distilled
Bottled
Memo
1968
2000
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.3.30
Stand Bar
惹樽

(香り) トップノートはBBR同様、非常に上品なフルーツ香が感じられる。ただしかなり香りの立ちは遅い方である。その後、 香りはしだいに強くなり、熟成香、エステル香も立ってくる。上品な熟成モルトである。また、いい意味でかれたアイラモルト的な ドライさもあり、熟成モルトにありがちなくどさは感じられない。奥にはシェリー香とオゾン香も少々ある。

(味) BBRと同様、華やかなフルーツが感じられる、味は香りほどドライではない。フィニッシュは樽から由来するものか、 アイラのブナハーブンにみられる、ちょっとひねた感じが残る。

(コニサーズクラブ 03年3月のテイスティングノートより)

 

 

LONGMORN
LONGMORN 1973
Age
Alc.
Bottler
28y
59.1%
Moon Import
Distilled
Bottled
Memo
1973
 - 
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.3.30
Stand Bar
Stand Bar

(香り) まず色に驚かされる、黒ささえ感じさせる赤にちかい。色から想像されるとおり、強いシェリー香がたってくる。 それもマッカランに代表されるファーストフィルのシェリー樽の個性である。焦げたゴム臭ともいわれる香りである。 しかし、このおこげは非常に上品で高級であり、いやみは感じさせないところが熟成モルトである。

(味) 味も香りをうらぎらない、香ばしいものでこげたゴム的な味わいである。濃厚なモルトであるが、上品さが十分にあり 一杯でけっこうというモルトではない。

(コニサーズクラブ 03年3月のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)
トカゲのラベルが非常にユニーク。


LONGMORN
7.21 ___"Chocolate boxes and spiced oranges"
Age
Alc.
Bottler
33y
60.3%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1968.11
2002.8
Out-turn 180(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.3.30
Stand Bar
惹樽

(香り) HART BROTHERS同様香りの立ちが遅く、トップノートはいっけんライトであるが、すぐに香りが立ってくる。熟成香は30年オーバーを 感じさせるに十分で、エステル香や、非常に質の高いオーク樽の個性がひろがってくる。熟成香の奥には、しぶみを感じさせる香り、 こげた香りが感じられる。

(味) 最初はピリピリとドライなあじわいであるが、しだいにがみ、しぶみが熟成モルトであることを主張してくる。その後フルーティーな味が でてくるが、基本的にはドライな印象である。それにしてもうまい。

(コニサーズクラブ 03年3月のテイスティングノートより)


SMWSのコメントは、2002 Winter Bottlings で「チョコレート・ボックスと香ばしいオレンジ」と訳されている。

 

 

LONGMORN
Original "CASK" from LONGMORN Distillery Distilled 1969
Age
Alc.
Bottler
62.0%
Gordon & Macphail
Distilled
Bottled
Memo
1969
 -
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.3.30
Stand Bar
山崎白秋&惹樽

(香り) まず熟成香、エステル香がたってきて、そのあと控えめにフルーツ香がでてくる。とにかくいい樽を使っているなと感じさせる。さらに、 木の香り、しぶさが出てきて、奥にバニラ香と軽いピート香がある。香りだけで満足してしまう、そんなモルトでおもわず顔をほころばせてしまう。

(味) 味はやはりドライであるが、こげた味(かるいピートかもしれない)やしぶみが、酸味とほどよくバランスして、万人にうまいといわせる モルトである。

(コニサーズクラブ 03年3月のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)
年数表示やボトリング時期の表示はない。