PULTENEY プルトニー -- Highland --

  1. Scotch Malt Sales Cask Selection 1990 9y 65.8%

  2. The Single Cask Collection 1990 10y 64.8%

  3. Beinn A' Che'o 1990 13y 64.7%

  4. SMWS 52.16 19y 58.2%

  5. Peerless Collection 1977 26年 53.5%

    Tasting Note Top Page

PULTENEY
Scotch Malt Cask Selection 1990
Age
Alc.
Bottler
9y
65.8%
スコッチモルト販売
Distilled
Bottled
Memo
1990
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.2.27
Stand Bar
惹樽

(香り)フルーティ、かつ上品。軽い熟成香をともなう。ややドライではあるのだが、甘いバニラの香りの印象。時間とともにバニラ香は強くなってくる。

(味)味は独特であり、かつてテイスティングしたどのモルトとも違うものである。漢方薬のような香り、あるいはアニスの印象。薬草を思わせる味づくりである。

 アルコール度数が65.8%もありながら、はなをつくきつさは一切感じなかった、また9年熟成ではあるが軽い熟成さえ感じられ、年数のわりに熟成感をかんじない、かつてのプルトニーの印象を払拭するのに十分なモルトである。

(コニサーズクラブ 05年2月のテイスティングノートより

 

 

 


PULTENEY
The Single Cask Collection 1990
Age
Alc.
Bottler
10y
64.8%
アランジャパン
Distilled
Bottled
Memo
1990
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.2.27
Stand Bar
惹樽

(香り)フルーティーかつ、上品な熟成を感ずる。バニラの香りが心地よい。甘い香りに酸味がほどよくバランスしている。軽いペパーミントの香りがある。 いろいろな個性がバランスよく香り、秀逸な香りである。

(味)ドライでシャープ。柑橘系のフルーツ、ぴりぴり感が強い。香りほど味の数は多くなく、やや単調。

(コニサーズクラブ 05年2月のテイスティングノートより

 

 

 


PULTENEY
Beinn A' Che'o
Age
Alc.
Bottler
13y
64.7%
スコティッシュ・リキュール・センター
Distilled
Bottled
Memo
1990
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.2.27
Stand Bar
惹樽

(香り)まず香ってくるのは土の香りである。奥には熟成が感じられるが、土の香りに邪魔されている。「湿った」あるいは「重い」そんな印象。ヘビーでビッグボディ。酸味もほどよい。しだいに土臭さは消えて、熟成感を感じるようになる。

(味) アルコール感が強い。ほどよい酸味。ドライである。麦芽由来の甘味を感じる。 香りが個性的なだけに、味にも個性がほしいところである。

(コニサーズクラブ 05年2月のテイスティングノートより

 

 

 

PULTENEY
52.16
Age
Alc.
Bottler
19y
58.2%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1983.4
 
Hogshead Out-turn 261(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.2.27
Stand Bar
惹樽

(香り)トップノートは潮っぽい香り。その後ペパーミントの香りでフレッシュな印象。やや香り弱く、香りが開くまでに時間がかかる。酸味をほどよく感じる。 その後ヌカくさい香りがしてくる。さらにバニラ香も追加される。

非常に香りの数が多く、いつまでも香りを楽しんでいたいモルトである。

(味)やや焦げた香り。酸味と苦みのハーモニー。シェリー樽の個性か。

(コニサーズクラブ 05年2月のテイスティングノートより


(香り) トップノートはフルーティーである、さわやかで華やかな印象。ただ、あまり複雑ではない。

(味)醤油の印象、しかし味はかなり甘い。しめった砂糖水を感じる。

(SMWS試飲会のテイスティングノート 04.4.4より)

 

 


PULTENEY
Peerless Collection 1977
Age
Alc.
Bottler
26y
53.5%
ダンカン・テイラー
Distilled
Bottled
Memo
1977
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2005.2.27
Stand Bar
惹樽

(香り)上品でフルーティー、ややドライであるところがスペイサイドモルトとはちがう印象である。 軽い熟成香が心地よい。ハッカ、ハーブの香り。ほのかに酸味も感じる。熟成傾向ではあるがフレッシュさが強い。

(味) ブドウ系のフルーティー。ぴりぴりとスパイシーである。 味の数が少なく、香りの複雑さからすると物足りない。

 先日のウイスキーライブでのテイスティングではたいへん感銘をうけたモルトではあったが、今回それほどの好印象を受けなかったのが意外であり、テイスティングのおもしろさともいえよう。

(コニサーズクラブ 05年2月のテイスティングノートより


(香り)バニラを強く感じる深い熟成香。濃厚で甘くかつ上品な香り。ドライなフルーティーさが心地よい。ハイランドモルトの個性。熟成を強く感じながらくどくならない。

(味)すばらしくウッディーで熟成感が大。フルーティーかつドライ。軽くピートを感じる。たいへん複雑で味の数が多い。

(ウイスキーミニライブのテイスティングノート 05.2.16 より)