<気になるヴァッテドモルト> コニサーズクラブ BBS 2004年03月13日(土)10時56分 惹樽 (2004.4.2up)

以前に harazaki さんも書いていらっしゃいましたが、最近ヴァッテドモルトの新製品をよく見かけるようになり、内容的にも興味をそそられるものが多くなっています。スコ文研の土屋代表も、3月1日開催の「シングルモルト講座」で 『今話題のヴァッテッドモルトとは』をテーマに講義したとのことで、スコ文研日誌に紹介されていました。

この中では特にクライヌリッシュとカリラをヴァッティングした「ELEUTHERA」が気になりますが、6つのアイランドモルトのヴァッティングTHE SIX ISLES」や「竹鶴17年」も面白そうです。「ARDBEG UIGEADAIL」はシングルモルトのカスクヴァッティングなので、ちょっと無理があるかと思いますが、これが一つの流れを作っていきそうなので入っているのでしょう。日比谷BARオリジナルは、モリソン・ボウモアの3蒸留所のヴァッティングですか。味を想像して、文章を書く手が止まってしまいました(^_^;)

これ以外にも、harazaki さんが紹介された「Islay & Islay」、ボウモアとカリラ、1:9のヴァッティング、これは飲んでみたいですね。また「Smaoking Islay」の特別カスクヴァージョンは確かラガヴリンとラフロイグのヴァッティングだということなので、これも一度味わってみたい。もうひとつ、高価なので手が出ないかもしれませんが「Old Parr Cask Strength」、これはある雑誌にクラガンモア、グレンンダラン、タリスカー等の8つのモルトをヴァッティングしたモルトであると紹介されていましたし、ラベル写真から「Malt Whisky」の文字も読めました。

ちょっと毛色が変わったところでは、例のカーデュが「Pure Malt」表示に変わり中身はヴァッテドであると発表されたというのがありましたね。実はカーデュを飲んだことがないのですが、この間、某安売り店で「Single Malt」表示のものを見つけました。これを新旧で飲み比べてみるというのも面白いかもしれません。その他にも、100種類のモルトをヴァティングしたという「シーバス・センチュリー100モルト」なんていうのもありましたし、同じくブレンデッドのメーカーで、バランタインやウシュクベも出していますね。

もうひとつ「As We Get It」の8年というのも面白そうですね。ロングモーン、ファークラス、モートラック等18種類のモルトをヴァッティングし、ナチュラルカスクストレングスでボトリングだそうです。

それと、ヴァッテドモルトは自作できるので、みんなで集まってコンテストをやるなんていうのも面白そうです。しばらく裏モルト会もやっていないので一度挑戦してみませんか?


タイトル/ 暴飲して参りました。 投稿者/ harazaki 2004年03月14日(日)22時32分(抜粋)

出張で上京し最近リリースされたボトル数本を飲んで(テイスティングではなく)きました。

・キングスバリー アイラ&アイラ カスク
 次のオーダーに困るアイラではありません。鋭いトップノートと切れ上がりの早いアフター。軽いボディ。アクセントとして欲しい一本

As We Get It 8年は手元にあります。同名のラガブーリンと勘違いして購入したものですが・・・。


投稿者惹樽 投稿日/2004年03月15日(月)9時45分 (抜粋)

アイラ&アイラ カスク はやはり良さそうですね。多分この手の商品は増えることでしょう。

As We Get It 8年の 18の蒸留所名は記載されているのでしょうか?


投稿者/ harazaki 2004年03月15日(月)22時57分

残念ながら具体的な蒸留所名は記されていません。 59.4%、オークカスク、(多分)カラメルで色づけはしていない。8年と明記しているところを見ると8年よりも若いモルトはバッテングしていないようですね。

バッテットモルト(記憶が曖昧なものがありますが)は 惹樽さんがあげられたボトルの他に J&Bのウルティマ(120以上の蒸留所のモルトのバッティング、箱にバッテングした蒸留所名が記されていた)、角川書店が輸入していたアスカ8年ベリーズオールモルト(カティサークの上級品)、ブルタニアバーバリーグレンバーングレンスタックグレンフォレスストラススコノン(ブキャナン)ミッシェルクーブレー(昔のもの)、ジョニーウォーカー緑ポッチゴー竹鶴 ・・・

意外とありますね。ただ、カスクストレングスに近いものは最近になってから商品化されたものではないかと思います。


投稿者惹樽 2004年03月16日(火)9時52分

ウルティマは手に入るスコットランドすべての蒸留所のウイスキー(グレーンを含む)が入っているとうたわれたブレンデッドウイスキーですね。手元に少しだけ中身が残ったボトルがあります。 味ははっきり言ってモルトの割合が高めかなとは思いますが、ありきたりのブレンデッドのそれかな。こういう能書きの多いウイスキーこそ、ブラインドで飲んでみる必要がありそうです。


投稿者/ 山崎白秋 2004年03月17日(水)17時07分

>ヴァッテドモルトは自作できるので、みんなで集まってコンテストをやる

面白そうですね、是非やりましょう。


その後ジェームズ・ マッカーサーから、ラフロイグ25%、カリラ75%の比率のバッテッド・ウイスキー、 アイラ 1991 (12年)なんていうのも発売されました。アイラをバッティングするというのがトレンドになっているようですね。