STRATHISLA ストラスアイラ -- Speyside --

  1. SMWS 58.07 27y 45.8%

  2. Signatory Vintage 1989 13y 43%

  3. Murray McDavid Mission 27y 46%

  4. Duncan Taylor Peerless 1989 35y 57.3%

  5. Cadenhead's 1989 12y 54.9%

  6. Gordon & Macphail Cask 1972 25y 62.6%

    Tasting Note Top Page

STRATHISLA
58.07
Age
Alc.
Bottler
27y
45.8%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1977.6
2005.02
Refill Hogshead Out-turn 280(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
惹樽
2006.4.9
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)非常に上品なフルーツ系の甘い香りで、満ち足りて落ち着いた気分にさせてくれる。

(味)やはり最初に上品な甘さを感じるが、ぴりっとした刺激とハーブの苦みに変わる。年数と度数からは考えられないほど元気で驚いた。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)



STRATHISLA
VINTAGE 1989
Age
Alc.
Bottler
13y
43%
Signatory
Distilled
Bottled
Memo
1989
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.7.25
HK氏

(香り)上品なトップノート、ライトかつドライではあるが、香りの数は多い。なし系のフルーツ香。奥には熟成由来のエステル香がある。全体的にソフトな香りの印象。 その後、酸味を感じさせる香りがしてくる、さらに時がたてば「おしろい」や石鹸香も感じられるようになる、ただしボウモアやエドラダワーとは別種のものである。

(味)ピリっと口ではじける。味もやはりドライ。ただし味の数はやや少なく、もうすこし熟成がほしいところである。

(コニサーズクラブ 04年7月のテイスティングノートより)

 


STRATHISLA
MISSION 1976
Age
Alc.
Bottler
27y
46%
Murray McDavid
Distilled
Bottled
Memo
1976
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.7.25
harazaki

(香り)上品なトップノート、NO.1に良く似た香りで、NO.1の香りを濃くした印象である。ミディアムボディ。 やさしい桃や梨のかおり、熟成由来のエステル香。フルーティーではあるがややドライである。

(味)アルコール度数のわりにピリピリする、スパイシー。しばらくすると、奥にウッディーな樽香が感じられるようになる。控えめな熟成感は「長熟でもシェリー樽はどうもね」と敬遠される方にはお勧めのモルトといえる。 スペイサイドモルトとしては、ドライかつスパイシーな一本である。

(コニサーズクラブ 04年7月のテイスティングノートより)

 


STRATHISLA
Peerless Collection 1967
Age
Alc.
Bottler
35y
51.2%
Duncan Taylor
Distilled
Bottled
Memo
1967
2002
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.7.25
harazaki

(香り)すばらしくウッディーな熟成香につつまれる、さらにエステル香が幸せな気分に拍車をかける。 かすかなシェリー香、ビッグボディーではあるがやさしい印象。しばらくするとバニラ香が強く立ってくる。 シェリー樽、バーボン樽のいいところだけの個性が饗宴をしている。

(味)ふくみ香がすばらしくウッディー。古い、あるいは湿ったセラーを感じさせる。 渋くウエットな印象がある。古臭い樽香は60年代のモルトによくある味である。 フィニッシュはいつまでもウッディーで長い。 昔のモルトはよかった、といわれるモルト飲みのかたに、是非飲んでいただきたい一本である。

(コニサーズクラブ 04年7月のテイスティングノートより)

 


STRATHISLA
Authentic collection 1989
Age
Alc.
Bottler
12y
54.9%
Cadenhead
Distilled
Bottled
Memo
1989
2002
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.7.25
HK氏

(香り)こげたゴムの香り、典型的なファーストフィルのシェリー樽の個性。さらにまったりとして醤油の香りも感じられる。 奥にはモルティーな香りも感じられ、やや熟成が浅いことを感じさせる。しばらくするとなまぐさい香りが強く出てくる、オゾン香もかすかに感じられる。

(味)口にふくんでもファーストフィルシェリー固有のこげたゴムの香り。生臭く、しけた印象。バーボン樽の表記があるが明らかにシェリー樽熟成の個性と感じる。

 これは好き嫌いがはっきり分かれる一本といえる。

(コニサーズクラブ 04年7月のテイスティングノートより)

 


STRATHISLA
CASK 1972
Age
Alc.
Bottler
25y
62.6%
Gordon & Macphail
Distilled
Bottled
Memo
1972
1997
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.7.25
HK氏

(香り)トップノートはエステル香を感じるが、いままでかいだことのない種類のものである。 香りの立ちは遅く、香りの数が少ない感じだ。しばらくすると、「たくあん」の香り、あるいはヌカの香りが感じられる。 しばらくするとブドウや、梨の香りがでてくる。

(味)まず酸味が感じられるが、全体的にはまったりとして重い印象である。やや甘さを感じる。 たくさん文字にしたいのではあるが、文字にできない。言い換えると、いままでのモルトとちょっとずつ違いのある個性がたくさんつまったモルトなのであろうか。

(コニサーズクラブ 04年7月のテイスティングノートより)