GLEN GRANT グレン・グラント -- Speyside --

  1. SMWS 9.37 17y 58.8%

  2. DUNCAN TAYLOR PEERLESS 28y 55.1%

  3. Official 21y 40%

  4. SMWS 9.28 31y 57.4%

    Tasting Note Top Page

GLENGLANT
9.37
Age
Alc.
Bottler
17y
58.8%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1988.1
2005.8
Refill Hogshead Out-turn 240(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2005.12.11
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り) さとうの香り。ライトで若さが前にでる。酸味がありやや爽やか。しだいに繊細なフルーツが感じられるようになる。

(味) フルーティー。酸味も心地よい。熟成由来のにがみがあり、香りで感じた熟成不足は味には無い。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)

 

GLEN GRANT
Aged 28 Years
Age
Alc.
Bottler
28y
55.1%
DUNCAN TAYLOR
Distilled
Bottled
Memo
1974.11
2003.3
Cask No.16584 Bottle No. 5/109
Who
When
Where
Whose
惹樽
2004.5.11
自宅
惹樽

(色)やや赤みを帯びた魅惑的なブラウン。

(香)グラスに注ぐときに素晴らしい樽香を感じたが、グラスからのトップノートはフルーツ系の甘い熟成香で、次に松ヤニのような樹脂を感じる。加水するとアルコールの刺激が弱まって、よりフルーツ(桃が一番近い)が感じられるようになる。

(味)樹脂系の刺激が最初に口の中に広がる。意外に甘みは少なくむしろ相当にスパイシーだ。長い長いフィニッシュはやがて心地よい苦味に変わっていく。28年という熟成年数からは想像できないほどの活力がある。倍程度の加水をすると甘さが前に出てきて飲みやすくなるが、個性が失われることはない。

シェリーを効かせたオフィシャルのグレングラントからは想像できない味である。109本しかないうちの1本を手に入れられたことに感謝!

 

 

GLEN GRANT
Aged 21 Years
Age
Alc.
Bottler
21y
40%
Official
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.5.4
HK氏宅
kojima

(香り)紙くさい。いわゆる、ぬれたダンボールであろうか。ライトボディ。

(味)ライトである。砂糖水の甘さ。21年分の熟成感がほしいところである。

(裏モルト会 04年5月4日のテイスティングノートより)

 


GLENGLANT
9.28
Age
Alc.
Bottler
31y
57.4%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1970.2
 
Out-turn 573(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
山崎白秋
2003.6.29
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香り)熟成大。こげたゴムと、まったりしたエステル香があたり一面を覆い尽くす。長熟シェリー樽の典型といえる。さらに、樽は古く、しめった感じとカビの印象。 グレングラント30年オーバーの典型的スタイルといえる、いつも、裏切られることはない。

(味)こげたゴムはかなりきついが、熟成のメリットがそれを上回る。何杯もというわけにはいかないが、じっくりとワーグナーなどを聞きながら一杯といったところか。まちがっても、モーツァルトとはあわないであろう。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)

樽の香りがしっかりのっている。少々わざとらしい感じを受けるが、いかにも長熟のグラントらしいともいえる。