GLEN ELGIN グレン・エルギン -- Speyside --

  1. Lombard Jewels of Speyside 24y 50%

  2. SMWS 85.15 18y 51.4%

  3. Blackadder Raw Cask 1975 29y 54.7%

  4. Blackadder Caledonian Collection 24y 56.3%

  5. Adelphi 1974 26y 57.3%

  6. The Bottlers 16 Years Old 56.7%

    Tasting Note Top Page
GLEN ELGIN
Jewels of Speyside
Age
Alc.
Bottler
24y
50%
Lombard
Distilled
Bottled
Memo
1975
1999
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.4.23
harazaki

(香) 上品でエステリー。ライトではあるが、しだいにさわやかな熟成香に満たされる。 その後ウッディーな熟成香は満足度を増し、香りだけで幸福感が得られる。ライトでありながら熟成を感じさせるところは稀有な存在だ。

(味) 軽くフルーティー、ブドウ系のフルーツである。しばらくするとやはりウッディーな熟成感を味わう事ができる。

(コニサーズクラブ 06年4月のテイスティングノートより)

 


GLEN ELGIN
85.15
Age
Alc.
Bottler
18y
51.4%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1987.5
2005.7
Refill Hogshead Out-turn 227(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.4.23
Stand Bar
惹樽

(香) まず麦芽風味を感ずるが、しだいにエステリーになってくる。軽いピートを感じ取ることができる。度数のわりにアルコール感が強い。 酸味が心地よく、わずかにキャラメル香がある。さらに乳酸の香りと金属的な香り。

(味) 軽くフルーティー、ブドウ系のフルーツである。しばらくするとやはりウッディーな熟成感を味わう事ができる。

(コニサーズクラブ 06年4月のテイスティングノートより)


(香り) 第一印象はライトであるが、しだいに繊細な印象に変わってくる。ミントの香りがフレッシュである。さらに硬質な木の香りが何種類もあらわれ、香りだけで満足できそうである。

(味) 軽いピートとブドウの味。無機質なあじわい。

(2005.12.11 SMWS試飲会のテイスティングノートより)

 


GLEN ELGIN
Raw Cask 1975
Age
Alc.
Bottler
29y
54.7%
Blackadder
Distilled
Bottled
Memo
1975
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.4.23
Stand Bar
harazaki

(香) 酸味が爽やかでここちよい。エステリー感も十分である。さらにグラスを回しているとウッディーな香りが熟成を予感させる。ブドウの香りが色濃く香ってすばらしい。これほどフルーツが濃く香るモルトもめずらしい。

(味) やはりブドウの味は濃い。フルーティーでビッグボディといえるのは珍しいのではないか。さらに熟成由来のにがみも感じられる。

(コニサーズクラブ 06年4月のテイスティングノートより)

 


GLEN ELGIN
Caledonian Connection
Age
Alc.
Bottler
24y
57.3%
Blackadder
Distilled
Bottled
Memo
1975
2000
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.4.23
Stand Bar
harazaki

(香) 香りの立ちが遅く、ライトと思ったのもつかの間、すぐさまエステリーな香りで満たされる。華やかで明るいイメージ、軽いピート香もありスパイスとなっている。 その後ややタクアンの香りが感じられるが、ミントの香りもあり、けっして嫌味ではない。 軽い石鹸香もありバラエティーなモルトでもある。

(味) すばらしく味が濃いモルトである、味はフルーティーでブドウ系である。しかも酸味とバランスして飲みやすい。

(コニサーズクラブ 06年4月のテイスティングノートより)

 


GLEN ELGIN
1974
Age
Alc.
Bottler
26y
56.3%
Adelphi
Distilled
Bottled
Memo
1974
2000
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2006.4.23
Stand Bar
harazaki

(香) 軽いシェリー香、2空きのリフィルシェリーであろうか。エステリーかつキャラメル香も感じられバーボン樽の個性もある不思議なモルトである。

(味) エステリー、ぶどうの個性。口に含んでいると、じりじりあるいはピリピリする。にがみもあり、舌触りがざらざらとするがけっして悪いものではない。

(コニサーズクラブ 06年4月のテイスティングノートより)

 


GLEN ELGIN
16 Years Old
Age
Alc.
Bottler
16y
56.7%
The Bottlers
Distilled
Bottled
Memo
1985.4
2001.8
Cask No.1212
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.1.2
自宅
惹樽

(色)濁りのない赤みの強い茶褐色。

(香) 見るからにシェリー熟成ものだが意外にシェリー香は薄い。砂糖が焦げたような匂いプラス醤油っぽい香りで、かなり重い印象がある。加水するとフルーツっぽくなる。

(味) カラメルと軽いゴム。思ったより甘みが少なくドライでスパイシーな刺激も強い。フィニッシュは苦味が強い。加水すると砂糖のような甘さが出る。

高級なコニャックを思わせるボトルがかっこいい。ブラインドで飲まされたらモルトとは思わないだろう。グレンエルギンという名前で優しい味わいを期待していたのだが(以前飲んだソサエティのボトルがそうだったので)これまで飲んだことのないタイプで評価が難しいが、長熟のドライシェリーをほうふつとさせる面白いモルトである。