BALVENIE バルベニー -- Speyside --

  1. THE BALVENIE DOUBLE WOOD 12y 40%

  2. Cadenhead Balvenie 21y 56.1%

  3. THE BALVENIE ISLAY CASK 17y 43.0%

    Tasting Note Top Page
THE BALVENIE
DOUBLEWOOD
Age
Alc.
Bottler
12y
40%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
惹樽
2003.11.1
サントリー山崎蒸留所
-

(色)深いゴールド。

(香)モルティが第一印象。飲み比べた相手が30年超の長熟ものだったせいか、とにかく若さを感じてしまった。焼酎や梅干のような香りも感じる。かすかにワックスと蜂蜜も。香りにボリュームがあるので、よけいに若く感じてしまったのかもしれない。

(味)お菓子のような甘さ(デイブ・ブルーム氏によるとシロップ)フルーツ系のフィニッシュは短め。

全体に野暮ったく感じるのは、きれいにまとめようとせず(オフィシャルにありがち)素の味わいを出そうとしているせいかもしれない。

(2003.11.1 Whisky Meeting 2003 in Yamazaki Distillery 特別セミナーで試飲)

 

BALVENIE
Authentic collection 1979 BALVENIE
Age
Alc.
Bottler
21y
56.1%
Cadenhead
Distilled
Bottled
Memo
1979
2001
Bourbon Hogshead Cask
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.6.27
自宅
山崎白秋

(香り)やさしい、甘い香りが鼻を包み込んでくれる、フルーティーさも十分でかすかにシェリー香がする。ただしラベルには、バーボン樽と明記されている、オフィシャルボトルの12年(ダブルウッド)や21年(ポート樽フィニッシュ)の印象に引きずられているのであろうか。
時間とともに熟成香が強くなり、21年熟成を感じるようになるのである。

(味) 上品なフルーツである、甘味も感じられるが、その後、意外なことにピートも感じることになる。

バルベニーからピート、ブラインドではちょっと当たらないな。

 


THE BALVENIE
Islay Cask
Age
Alc.
Bottler
17y
43.0%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.2.23
Stand Bar
Stand Bar

(香り) まずフルーティーな香りが立ってくるが、じつはドライである。ボディはライトで上品なモルトである。 そのあと、軽くシェリー樽とキャラメルの個性を感じる。

(味) 最初に感じるのはピートである、ただしアイラのピートとはちがい軽いものではあるが。 そのあとシェリー樽フィニシュのあじがする。

(コニサーズクラブ 03年2月のテイスティングノートより)