白州 -- Japanese --

  1. SMWS 120.3 14y 56.4%

  2. SMWS 120.1 21y 60.7%

  3. THE CASK of HAKUSHU BOURBON CASK 1988 62%

  4. THE CASK of HAKUSHU PLUM WOOD FINISH 1992 57%

  5. 白州蒸留所30周年記念限定ウイスキー 43%

  6. SMWS 120.2 14y 62.9%

    Tasting Note Top Page

白州
120.3
Age
Alc.
Bottler
14y
56.4%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1988.10
2003
Out-turn 96(ボトリング本数) Bourbon Barrel(Smoky)
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2004.1.25

(香り)ピートが強く香る、アイラによくある磯の香りはない。ジャーキーでスモーキー。やはりこのモルトもエステリーな香りが強く、ピートとのコンビネーションがいままでになかったものだ。 ピート香はそれほどシャープなものではなく、攻撃的なところはいっさいない。

(味)やはりピートが強い、なおかつぴりぴり感は強く、アルコール臭も感じられる。 しばらくするとフルーティーな感じがでてきて、エステルも強く感じるようになる。

(コニサーズクラブ 04年1月のテイスティングノートより)


(香り)ジャーキーやピートが強くたち、アイラモルトにまじっても対等に勝負できる。ただシャープといったかんじよりは、やさしいイメージである。

(味) フルーティーでピートが強い、テステリーな香りもつよくバーボン樽熟成であろうか。

エステリーを強く感じさせるところが、サントリーの個性である。

(山崎白秋 SMWS試飲会のテイスティングノートより)

 

白州
120.1
Age
Alc.
Bottler
21y
60.7%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1981.11
2003
Japanese Oak Butt Out-turn 373(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whoes
山崎白秋
2004.1.25

(香り)トップノートはやはりエステリーである。奥にはごく軽いピート香とややこげたゴムの香りがある。 時間とともに、キャラメル系の熟成香がでてくる、さらに独特の伽羅の香りがあなたを古都にいざなう。

(味)ピリピリとしたシャープな味だが、けっしてドライにはならない。シェリー樽の個性なのか、軽いピートなのかややこげた印象といがいがした感じがある。 その後、あじわいにも伽羅の特徴がいままでにない個性を主張する。古さ、複雑さがすばらしいモルトである。

(コニサーズクラブ 04年1月のテイスティングノートより)


(香り)トップノートは熟成からくるエステル香、ミズナラ樽ではあるがバーボン樽の個性も感じられる。さらに花のような華やかな、かつきれいな香り。 奥にはやはりミズナラ樽由来の伽羅の香りを感じることが出来る。

(味)味もやはりミズナラ樽の個性を感じずにはいられない、昔の、古い、渋いそんな個性である、輿水チーフブレンダー(サントリー)のことばを借りれば「神社、仏閣の香り」である。

60年代蒸留のスペイサイドモルトにも、にたような香りのするものもあるが、伽羅を連想させるこの香りは、このモルト独特のものである。

(山崎白秋 SMWS記念イベントのテイスティングノートより)

白州
THE CASK of HAKUSHU BOURBON CASK 1988
Age
Alc.
Bottler
 
62%
Official
Distilled
Bottled
Memo
1988
2003
直火釜で蒸留、ヘビリーピーティッド麦芽使用
Who
When
Where
Whoes
惹樽
2003.11.1
サントリー山崎蒸留所
-

初回発売時に10数分で売り切れてしまい追加発売されることになったヘビリーピーテッドの白州がテイスティングに供されたが、HPによると11/11に追加発売されるボトルのアルコール度数は58%なので樽は異なると思われる。

(色)ゴールド。

(香)香りの立ちが遅く、すぐにはピートを感じないが、やがてモルティとスモークが感じられるようになる。

(味)やはりモルトの甘さとスモーク。山崎と比較するとやや暗くこもった感じがするが、これが白州の個性だろうか?葉の繁みで日が届かない林の中といった印象。

(2003.11.1 Whisky Meeting 2003 in Yamazaki Distillery フリーテイスティング会で試飲)


サントリーHPより

樽番号8J40512。 前回、発売開始10数分で完売したアイテム。今回も追加で1丁樽詰めします。
味わいの特徴は、以下前回と同じ。
白州の直火釜を使って蒸溜したヘビリーピーティッド麦芽使用のスモーキーなモルト。軽快な白州モルトの原型はとどめながらもスモーキーなフレーバーが特徴的。 カラーはやや橙がかった黄金色。穀物の味わいと、ゆっくり伸びる余韻。

 

白州
THE CASK of HAKUSHU PLUM WOOD FINISH 1992
Age
Alc.
Bottler
 
57%
Official
Distilled
Bottled
Memo
1988
2003
焙煎樽貯蔵梅酒で使った樽で後熟
Who
When
Where
Whoes
惹樽
2003.11.1
サントリー山崎蒸留所
-

Whisky Meeting のテイスティング会に特別出品されたもので発売の予定はない。

(色)やや赤みがかったゴールド。

(香)まさに梅の酸っぱさを思わせる酸と砂糖っぽい甘さ。

(味)アルコールの刺激が強くぴりぴり感があるが、梅酒の甘さがモルティをうまく隠していて飲みやすい。

モルトウイスキーを使って作った梅酒だと言われたら信じてしまうかも。日本人向きだとは言えそう。

(2003.11.1 Whisky Meeting 2003 in Yamazaki Distillery フリーテイスティング会で試飲)

 

白州
白州蒸留所30周年記念限定ウイスキー
Age
Alc.
Bottler
15y
43%
Official
Distilled
Bottled
Memo
1988
2003
 
Who
When
Where
Whoes
惹樽
2003.11.1
サントリー山崎蒸留所
-

(色)明るいブラウン。

(香)やや沈んだ感じのシェリー香。香りは複雑で甘さも感じられるが全体に重い印象を残す。

(味)ドライだが、やはりシェリーの影響を感じる。軽くゴムもあるが嫌な味ではない。軽く酸も感じ、フィニッシュは長い。

(2003.11.1 Whisky Meeting 2003 in Yamazaki Distillery フリーテイスティング会で試飲)


サントリーHPより

白州蒸溜所30周年の年にあたる2003年に白州ブランドの記念製品として発売。 南アルプス甲斐駒ケ岳のふもとの清流が走る白州蒸溜所のモルトの特徴は木桶で発酵され、直火の釜で蒸溜されることです。 シェリー樽に詰めて15年以上の原酒を厳選して瓶詰めしました。 白州モルトの個性とシェリー樽由来の華やかさをお楽しみ下さい。

(香味の特徴) スパニッシュオーク樽由来のウッディーでクリーミーな香りと、バニラやレーズンを連想させる甘い感じの香りが快く香り立ちます。 白州モルトの力強い味わいとシェリー樽由来の甘さがバランスよく調和し、後味の余韻も重厚で長く続きます。

 

 


白州
120.2
Age
Alc.
Bottler
14y
62.9%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
 
 
日本支部での取扱はなし
Who
When
Where
惹樽
2003.10.5
BAR BARNS(SMWS試飲会)

(香)最初にバーボン樽から由来すると思われる甘い香りを感じ、かすかにスモーキーなピート香が続く。

(味) ピリピリとスパイシー感が強い。こちらはタリスカーを思わせる。ビターなフィニッシュは長く心地よい。

日本での発売はなし。日本で発売されなかった2本はいずれもピートを効かせたものというところが興味深い。

(SMWS試飲会のテイスティングノートより)