THE DALMORE ダルモア -- Highland --

  1. The DALMORE 12Years 43% (2005)

  2. The DALMORE 12Years 43% (1990?)

  3. SMWS 13.30 12y 59.9%

  4. Cadenhead's DALMORE 60.2%

  5. The DALMORE 12Years 43% (2003)

  6. The DALMORE CIGAR MALT 43%

  7. HART BROTHERS DALMORE 1974 43%

  8. 土屋守 The Single Cask Collection DALMORE 11y 60.5%

    Tasting Note Top Page
THE DALMORE
12Years Old
Age
Alc.
Bottler
12y
40%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.8.10
Stand Bar
Stand Bar

(香り) ひねている。硬質な香り。北ハイランドモルトの個性。爽やかさが無い。しだいに、モルティで粉っぽい香り。

(味) モルティー、砂糖水、アルコールを感じる。

オフィシャル新旧ボトル比較テイスティングにて

2003.4.27に試飲したボトルとは明らかに別バージョンである(惹樽)


THE DALMORE
12Years Old
Age
Alc.
Bottler
10y
43%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.8.10
Stand Bar
Stand Bar

(香り) 硬質でまったり。やや湿った印象。

(味) 甘味と酸味がバランスしている。さわやかで飲み口がよい。

オフィシャル新旧ボトル比較テイスティングにて

【旧ボトルデータ】 (harazaki)
☆ダルモア12年 750ml 43% 並行輸入?
  80年代後半〜90年代中頃?同じラベルのイタリア経由のボトルが楽天内でも購入可能。80年代前半はダンビーボトル ヤフオクでは8-12千円


DALMORE
13.30 ___"Yoghurt and treacle toffee "
Age
Alc.
Bottler
12y
59.9%
SMWS(ソサエティ)
Distilled
Bottled
Memo
1989.9
 
Out-turn 589(ボトリングされた本数)
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2004.3.28
Stand Bar
惹樽

(香り)ややこげてかつまったりとした印象、グレープ系のフルーツ、奥にややひねた香り。 いがいがとした香りは軽いピートか。奥にはやや若さが見える。しばらくするとキャラメル風味。他の4本とはちょっと傾向がちがう。

(味)香ばしさをかんじる。しばらくするとシェリー樽の個性。 ぴりぴりとして「した」をさす、アルコール度数の高さゆえからだろうか。その後熟成からくる、ミルキーかつまったりとした深みを感じるようになる。

(コニサーズクラブ 04年3月のテイスティングノートより)


(香り) トップノートはスペイサイドのストラスアイラ蒸留所や、グレンキース蒸留所のオフィシャルボトルに感じられる、青リンゴ系のフルーツの香り。 その後、香りに深みが出てきて、若干の熟成香と若さの両面を感じさせるモルトである。

(味) ベンリネス、クライネリッシュあるいは、ハイランドパークの若いモルトによくある、ツンとしてしぶみのあるツルーツの味わいである。 バーボン樽に由来するものなのか?その後、しょっぱい味もしてくる。しぶみのあるフルーツの味わいはたいへん印象深いモルトである。

(コニサーズクラブ 03年4月27日のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)
柑橘系の香りで、口に含むとグレープフルーツのマーマレードのような甘みと苦みが口の中で爆発する。また、たばこを思わせる味も感じる。とにかく面白いモルト!

なお、SMWSのコメントは、2002 Winter Bottlings で「ヨーグルトと蜂蜜トフィー」と訳されている。


THE DALMORE
1987
Age
Alc.
Bottler
 
60.2%
Cadenhead
Distilled
Bottled
Memo
1987
 
バーボンバレル 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.7.13
HK氏宅
HK氏

(香り)ライトでドライ、アルコール臭も強い、ややフルーティーではあるが、なかなか香りが開いてこない。

(味)味も香りと同様ドライである。ハイランドモルトか、ピートをきかせていないアイラものであろうか。しばらくするとハチミツ系の甘いかおりが軽く感じられる。

ひととおりのモルトを認識したモルト飲みが好む かれたモルトとでもいっておこう。

 

 

THE DALMORE
Aged 12 Yeras
Age
Alc.
Bottler
12y
43.0%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.4.27
Stand Bar
Stand Bar

(香り)トップノートは上品なフルーツ、その後甘い香りが立ってくる。ボディはミディアムである。その奥には軽いシェリー香があり、 リフィルシェリーを使っているようだ。 甘い香りはするが、ドライな印象はハイランドあるいはアイラモルトを感じさせる。しばらくするとオゾン香がしてくる。

(味)まずスペイサイド系のフルーツの味がひろがる。ただしドライな印象は変わらず、ハイランドとスペイサイドの中間に位置するダルモアの立地を納得させる。 次に軽くシェリーとピートの味がでてくる。以前テイスティングした12年のオフィシャルボトルは、かすかにモルティな穀物の香りがあったが、 今回のボトルにはそれがなく、たいへんできがよいモルトである。

(コニサーズクラブ 03年4月のテイスティングノートより)


(惹樽のコメント)
ダルモアの特徴であるドライな味わいとシェリーの風味がうまくバランスしている。

 

THE DALMORE
CIGAR MALT
Age
Alc.
Bottler
43.0%
オフィシャル
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.4.27
Stand Bar
Stand Bar

(香り) 赤みがかった色から想像されるように、こげたゴム臭がまず立ってくる、ファーストフィルのシェリー樽であろうか。 ただし上品な香りで、かすかな熟成香も感じられる。 次にオゾン香とピート香がでてくる、さらにラムを感じさせる焦げた甘味の香りがしてくる。時間が経つと熟成香は消えモルティな印象が出てくる。 甘さはあるが全体的な印象はやはりドライである。

(味) シェリー樽由来の味、さらに柑橘系のフルーツの味。味も香り同様ドライである。

(コニサーズクラブ 03年4月のテイスティングノートより)

 

 

DALMORE
DALMORE 1974
Age
Alc.
Bottler
22y
43%
HART BROTHERS
Distilled
Bottled
Memo
1974
 
 
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.4.27
Stand Bar
Stand Bar

(香り) まず熟成香やシェリー香が感じられる、この熟成香はひねたとか、古いといったことばが前につくが、悪い意味ではない。 古いタイプの樽といった表現が適切かどうかわからないが、新しい樽詰めのモルトにはない香りである。そのあとオフィシャル12年やシガーモルトに共通するオゾン香が現れる。さらに時間の経過とともに、こげた香りや、するめの香りもでてくる。

(味) 味も香りと同じくこげた味、しぶみ、甘さを感じさせるものである。その後オフィシャルボトルにはない中程度のピートがでてくる。 フレッシュなモルトでは決して味わえない、複雑な香りや味を楽しめるモルトである。

(コニサーズクラブ 03年4月のテイスティングノートより)

 


THE DALMORE
The Single Cask Collection THE DALMORE
Age
Alc.
Bottler
11y
60.5%
ARRAN JAPAN 土屋守シリーズ
Distilled
Bottled
Memo
1989
  
-
Who
When
Where
Whose
山崎白秋
2003.4.27
Stand Bar
HK氏

(香り) まず熟成香、エステル香がたってきて、そのあと控えめにフルーツ香がでてくる。とにかくいい樽を使っているなと感じさせる。さらに、 木の香り、しぶさが出てきて、奥にバニラ香と軽いピート香がある。香りだけで満足してしまう、そんなモルトでおもわず顔をほころばせてしまう。

(味) 味はやはりドライであるが、こげた味(かるいピートかもしれない)やしぶみが、酸味とほどよくバランスして、万人にうまいといわせる モルトである。

(コニサーズクラブ 03年4月のテイスティングノートより)