<シェリー樽熟成のモルトは敬遠される?> Yahoo!掲示板シングルモルトラヴァーズより (04.4.18up)

▼タイトル/ シェリー樽熟成のモルトは敬遠される? 投稿者/ ophiuchi 投稿日/ 2004/ 3/24 18:27

昨夜は Stand Bar でマスターとゆっくり話ができたのですが、そこで話題になったのが、シェリー樽熟成のモルトを注文するお客さんが少なくなったということでした。

マスター自身がオーク(バーボン)樽好みなので、その影響は否定しなかったけど、他のバーテンダーと話をしても、明らかにそうだという話になるそうです。

ワインを例えにして、皆が飲み始めた頃は白ワインを飲む人が多かったけど今は赤ワインの売り上げが多いと思われるので、それと同じことが起きているのではないか?つまりモルト本来の味わいが分かりやすいオーク樽を飲む人が増えたというのは、それだけ飲み手が成熟したということではないかというような話をしました。

この傾向は全国的なものなのでしょうか?そういえば、トピ主の maltryo さん(まだ留守のようですね)もシェリー樽ものは苦手だとおっしゃっていましたし、私自身も最初の頃はシェリー樽ものを美味しいと感じましたが、現在はどちらかといえば、オーク樽ものが好きです。皆さんの好みは変化しましたか?


▼タイトル/ 嗜好の変化 投稿者/ glenlivet1960 投稿日/ 2004/ 3/24 19:33

私の場合、飲み始めはバーボン若しくは、プレーンカスクものが好みでしたが、余市シングルカスクに出会って以来、濃い目の香味にシフトしました。

シェリー樽ものも、ファーストフィルのバリバリが好きになったりして、プレーンカスクものからも一時遠ざかりましたが、最近は濃い目に疲れたのか、プレーンものも美味しく感じるようになってきました。

シェリー樽も多様で、ファーストフィル・セカンドフィル・サードフィル、組換えホッグスヘッド等々、出来上がりの状態も様々です。

特にサードフィルや組換えホッグスヘッドと思われるものなどは、フラワリーですっきりした香味なものも多く、シェリー樽ものが苦手な方でも好まれる方もいらっしゃいます。

 


▼タイトル/ >シェリー樽熟成のモルトは敬遠される? 投稿者/ longrow1967jp 投稿日/ 2004/ 3/25 4:34

シェリー樽熟成といってもいろいろありますよね。

私は、ゴムと硫黄のニュアンスが無いものというのが最低条件で、あとはシェリーの香味に圧倒されていない複雑な香味があればいいですね。

シェリーの香味しかしないのであれば、ウィスキーじゃなくてシェリーを飲めば良いではないか、と思います。

今まで印象に残っているのは、スプリングバンクのローカル・バーレー数種、30年、35年、1967年?。60年代のマッカラン数種、ESCの第1弾。シングルカスク余市15年の2種、60〜70年代のグレンファークラス数種。最近ではSMWS1.100も好きなタイプでした。

好みの変化ではなくて、どんな樽でも好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。経験と知識が増えてシェリーカスクでもバレルでもホグスヘッドでも、フィニッシュものでも、拘らなくなってきたのだと思います。


▼タイトル/ 嗜好の変化 投稿者/ honneyjp 投稿日/2004/ 3/25 21:21

皆様、こんばんは。

私の場合、スモーキーなアイラもの→長期熟性シェリー樽→若くモルティーなカスクストレングス→吟醸酒のようなバーボンカスク→そして、最近はアイリッシュに興味が出て来ました。

ロングロウさん、アイリッシュについて色々紹介して下さって有難うございます。 ほとんど飲んだことがないのですが、逆にいえばこれからの楽しみが増しました。

様々な個性のあるシングルモルトは興味もくるくると変わります。 しかし、どのタイプのモルトも嫌いになったわけではなく、今飲んでも美味しいです。

私の場合は、興味の変化はあるのですが、嗜好の変化はあまりないように思います。


▼タイトル/ シェリー樽熟成のバラエティ 投稿者/ ophiuchi 投稿日/2004/ 3/26 17:55

>シェリー樽熟成といってもいろいろありますよね。

最近はピーティーなものをシェリー樽で寝かせるのがひとつのトレンドのようですね。特にアイラの蒸留所は一通り出たように思います。なかなか手が出せないでいるのですが、ダグラスレイン、トップノッチシリーズのポートエレンはなかなか面白いものでした。

長期熟成だと、シェリーの影響が出過ぎないセカンドフィル、サードフィルのものが好きですが、時には「こてこて」のダークシェリーものを最後の一杯として飲みたくなります。