List of Topics
Jackson's Log Top
<上戸と下戸の間には..> 03.10.06 惹樽

深くて暗い川がある〜♪、のかなと思われる書き込みを掲示板で見かけたので、少々思いつきを書いてみようと思う。

もちろん私は上戸=飲んべであると自覚しているが、酒で大きな失敗をしたという記憶はないので、まずまずまともな酒飲みだろうと思っている。ところが一部の下戸=飲めない人から見ると酒飲みはすべからく迷惑な存在であるようだ。

酒を飲んで醜態をさらす、からむ、酒を飲むことを強要する、あたりが下戸の人に嫌われる原因だと思うが、何回か嫌な思いをすると、酒飲み=悪と単純に思いこんでしまう人がいるようなのだ。

これは飲めない人が陥りがちな偏見であるように思うが、逆に半ば酒飲みの偏見であろうことを自覚しつつ言わせてもらえば、酒を飲まない人は何かにつけて単純に決めつけることが多いように私には思えるのだ。

酒飲みはしばしば酒に酔うことで、しらふでいる普段とは異なる時間を過ごしている。大げさな言い方をすれば常に二つの世界を行き来しているのだ。

下戸の人たちが「こうあらねばならぬ」というような一元論に陥りやすいように思えるのは、いつもしらふの世界で生きているからであろう..などと言ってしまうのは単純化しすぎでしょうね。もちろん例外は常に存在するのだから。

でも「まっいいか」で済ませがちな「ゆるさ」を持った酒飲みとつきあっている方が気楽であることも事実なんです。私としては。