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<アニスヴェールワイン会 05年3月> 05.03.18 惹樽

アニスヴェール ワインの会 05/3/18

場所:レストラン アニスヴェール(小牧)

テーマ 日本産と外国産のシャルドネ種、ピノノワール種で作ったワイン


参加人数が少なかったため、残念ながらピノノワールは日本産だけでした。

1) ルパイヤート シャルドネ

 1890年創業の歴史あるワイナリー(丸藤葡萄酒工業)で造られた勝沼産シャルドネ100%の白ワイン。
 リッチなゴールドカラー。シャルドネによくある樽香はあまり感じず、かすかなハツミツと爽やかなフルーツ香が心地よい。味は一転してドライ。ボディがしっかりしていて飲み飽きない味。

2) サンフォールド シャルドネ サンタリタヒルズ

 カリフォルニア州サンタバーバラ地区、サンフォードワイナリー。
 比較すると色はかなり薄い。これも柑橘系の爽やかな香りだが、嫌味にならない軽い樽香を感じる。味わいにも軽い甘さがあって、シャルドネにありがちなくどさがなく飲みやすい。

3) ピノノワール ドメーヌ ソガ

 小布施酒造(株)1942年からワイン醸造を始めた。減農薬、草生栽培し20ヶ月の樽貯蔵を経て無濾過のまま瓶詰めされている。
 にごった色合いは無濾過だからだろう。香りはやや土臭い。味にはやや甘さを感じる。全体的に田舎っぽい印象だが、頭に浮かんでくるのは先入観ゆえかもしれないが、日本の農村風景。なんとなくほっとする味わいではある。